マグロコンフィと里芋のポテトサラダ


ワインペアリングで最も難しい相性の一つである、赤身魚と白ワイン。

これは、白ワインの豊富な果実味と甘味が、赤身魚が持つ鉄分・生臭みを際立たせてしまうためです。

今回のレシピでは、これらを軽減させる調理法を採用しておりますので、ぜひお試しいただきますと幸いです。

材料

マグロ赤身(刺身用)  約200g

塩           小さじ1/2

にんにく       1片

ローズマリー     1枝

ローリエ       1~2枚

粒胡椒        適量

オリーブオイル    60~70ml

里芋         約300g

ピスタチオ      6個

ホワイトバルサミコ酢 大さじ1(レモン果汁でも代用可能です)

醤油         小さじ1

はちみつ       小さじ1/2

※分量:2人分

Ingredients

200g of tuna

1/2 tsp salt

A)A piece of garlic

A)1 rosemary

A)1~2 bay leaf

A)Moderate amount of pepper

A)60~70ml of olive oil

B)300g of taro 

B)6 pistachio

B)1 tbsp white balsamic vinegar

B)1 tsp soy sauce

B)1/2 tsp honey

※For 2 people

作り方

①マグロは塩をふり、ラップで包んで冷蔵庫に1~2時間おく。キッチンペーパーなどで水分を取り除く。

②Aのにんにくは、皮を剥いて薄切りにする。

③ジッパー付保存袋に、①②とAをすべて入れて密封する(オリーブオイルはマグロの半身が浸るくらいが目安です)。

④鍋に分量外の水を入れて加熱し、沸騰したら火を止める。③を入れて蓋をし、15~20分ゆっくり火を通す。鍋から保存袋を取り出し、常温で置いて粗熱をとる。温度が下がったらマグロを一口大に切る(コンフィオイルは後の工程で使用します)。

⑤Bのピスタチオは殻を剥き、みじん切りにする。

⑥Bの里芋は、水洗いして濡れたまま耐熱皿に入れる。ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで6分〜7分加熱する(里芋に竹串がすっと通るまで)。熱いうちに皮を剥きボウルに入れて、マッシャーや木べらで潰す。

⑦⑥にBの残りをすべて入れてなめらかになるまで混ぜ合わせ、④のコンフィ(1/2個)とオイル(大さじ2)、⑤を加えてざっくり混ぜる。

⑧器に盛り付けて完成!

コンフィにすることで赤身肉に含まれる鉄分の風味が緩和され、マグロ本来の純粋な旨味だけを楽しめます。

マグロの厚みのある肉質に、里芋のねっとり感、ピスタチオのカリカリとした食感が加わり、噛む度にさまざまな表情をみせてくれる一皿です。

コンフィ・刻んだレモンをバゲットに乗せてオリーブオイルをかければ、お手軽カナッペに!

レモンとハーブを想わせる白ワインを合わせたい

柑橘系果実のみずみずしい果実味とフレッシュな酸味に、爽やかなアロマが加わった魅力的な白ワインが好相性です。

ワインを合わせるコツ

  • マグロコンフィから広がるハーブ香に合わせて、清涼感のあるものを選ぶ。
  • オイルと里芋のねっとりとした口当たりには、口中のオイル感を軽くさせるキリッとした酸味適度な粘性を持つワインがオススメ!

ルーウィン・エステート

1973年にデニス&トリシア・ホーガン夫妻によって、オーストラリアの西オーストラリア州マーガレット・リヴァーに設⽴されたワイナリーです。

カリフォルニアワインの大御所ロバート・モンダヴィ氏から指導を受け、1974年にシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、ピノ・ノワールを植樹し、高品質なワインを造り続けています。

こちらに合わせるのは、ソーヴィニヨン・ブランセミヨンがブレンドされた白ワイン!

レモンに似たフレッシュな果実味とハーブ、青草の爽快なアロマが、たくさんのハーブを使用したコンフィとのペアリングの重要な橋渡しを担ってくれます。

  • 生産者:ルーウィン・エステート
  • 銘柄:シブリングス ソーヴィニヨン・ブラン
  • 言語:Leeuwin Estate Siblings Sauvignon Blanc
  • 輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社
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