牛ステーキと夏野菜のグリル


甘くみずみずしい夏野菜とオーストラリア産牛肉をグリルパンでじっくりローストした、炭火の香り漂う初夏にピッタリの一皿をご紹介いたします。

材料

牛ばら肉(ブロック)  1枚(約400g)

塩           小さじ1/2

オリーブオイル     大さじ1/2

なす          1個

オリーブオイル     大さじ1/2

オクラ         約4本

ブラックオリーブ   約8個

赤ワイン       大さじ2

魚醤         小さじ1~2

※分量:2人分

Ingredients

400g of beef rib

1/2 tsp salt

1/2 tbsp olive oil

1 eggplant

1/2 tbsp olive oil

4 okra

(A)8 black olive

(A)2 tbsp red wine

(A)1~2 tsp fish sauce

※For 2 people

作り方

①牛ばら肉は、焼き始める30分〜1時間前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく。余分な脂肪などを包丁で取り除く。

※塊肉の場合、こちらの浸透圧脱水シート(ピチット)で包み冷蔵庫で一晩おくと、水分が抜けて旨味が凝縮された味わいに仕上がるためオススメです。

②グリルパンにオリーブオイルをひいて加熱し、肉を入れる。ミディアムレアにするため、中火で表面に焼き色をつける。焼き色がついたら裏返し、同様に中火で加熱する(今回は約1.5cmのため片面1~2分ずつ、側面各1分、計4~6分加熱しました。肉の厚みにより調整してください)。

③こんがり焼き色がついたらグリルパンから取り出してアルミホイルで包み、加熱した時間分常温で休ませる(予熱を利用して内部まで火を通すイメージです)。

④なすは、へたを取り除いて縦に4等分する。

⑤オクラは、ガクを取り除いて縦半分に切る。

⑥Aのブラックオリーブは、みじん切りにする。

⑦③のグリルパンにオリーブオイルを入れて加熱し、④を斜めに置く。焼き目が付くまで弱~中火で約1分加熱し、格子柄の焼き目が付くように同じ面を90度ずらして約1分加熱する。格子柄の焼き目が付いたら裏返し、同様に約1分ずつ焼き目を付ける。一旦、グリルパンから取り出しておく。

⑧⑤のオクラを加えて、両面に焼き色が付くまで弱~中火で約1分ずつ加熱する。

⑨③の牛肉をアルミホイルから取り出し、約7~8mm幅に切る(肉汁は後の工程で使用します)。

⑩フライパンにAの赤ワイン、⑥のブラックオリーブ、⑨の肉汁を加えてひと煮立ちさせる。Aの残りの魚醤を追加し、さっと加熱する。

⑪器に⑦⑧⑨を盛り付け、⑩のソースをかけて完成!

程よい脂身と弾力を持つ牛肉、とろっと香ばしいなす、ネバネバとした口当たりのオクラから、グリルパンならではの炭火の香りがふんわり漂います。

肉汁溢れる牛肉と相性のよいコク深く美しい酸味を持つブラックオリーブソースをたっぷり乗せてお召し上がりください!

ピュアな自然派の赤ワインと合わせたい

みずみずしい夏野菜に合わせて、自然派ワイン(ヴァン・ナチュール)らしいピュアな果実味や引き締まった酸味を持つチャーミングな赤ワインがオススメです。

ワインを合わせるコツ

  • ミディアムレアに仕上げた赤身の割合が多いオーストラリア産牛肉には、程よいタンニン(渋味)を持つワインが好相性!
  • ブラックオリーブソースの風味には、引き締まった豊富な酸味を持つワインを合わせる。
  • 炭火のようなスモークの香りには、木樽由来のナッティなアロマを持つワインを選ぶ。

ヴァレ・ダ・カプーシャ

ポルトガルのリスボン北部トレス・ヴェドラスの地域に13haのブドウ畑を所有するワイナリーです。

2009年に兄弟でワイン造りを始め、2015年にビオ認証を取得しました。

こちらは、ポルトガルの土着品種トウリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス、シラーをブレンドしたピュアな1本です!

  • 生産者:ヴァレ・ダ・カプーシャ
  • 銘柄:フォッシル ティント
  • 言語:Vale da Capucha Fossil Tinto
  • 輸入元:株式会社ラシーヌ



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