チキンソテーのピンクバーニャカウダソース

イタリアのピエモンテ州を代表する郷土料理の一つであり、日本でも高い人気を誇るバーニャカウダ

野菜と一緒にいただくことが多いですが、今回はアレンジを加えて赤ワインに合う一皿に仕上げました。

材料

鶏もも肉        約400g

塩           ひとつまみ(約1g)

オリーブオイル     大さじ1/2

マッシュルーム     4個(約90g)

塩           少々

オリーブオイル    大さじ1

にんにく       1片

アンチョビ(フィレ) 1尾

塩          ひとつまみ(約1g)※アンチョビの塩味により調整してください。

白ワイン       大さじ3

ビーツ        約30g

生クリーム      50ml

イタリアンパセリ    適量

※分量:2人分

Ingredients

400g of chicken thigh

A pinch of salt

1 tbsp olive oil

4 mushroom

A little bit of  salt

A)1 tbsp olive oil

A)A piece of garlic

A)1 anchovy fillet

A)A pinch of salt

A)3 tbsp white wine

B)30g of beet

B)50ml of cream

Moderate amount of italian parsley

※For 2 people

作り方

①鶏もも肉は余分な脂と皮を取り除く。筋を切り、厚い部分に切り込みを入れて開く。両面に塩をもみ込む。

②マッシュルームは汚れを取り除き、軸の先を少し切り落とす。すべて縦半分に切る。

③Aのにんにく・アンチョビ・ビーツ(生の場合、茹でて皮を剥いてください)は、みじん切りにする。

④フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、①の鶏もも肉を入れて火入れする。中火で表面に焼き色がつくまで約5分加熱する(厚みがある個所は、菜箸などで押さえながら焼いてください)。焼き色がついたら裏返し、弱火にして約5分加熱する。一旦、フライパンから取り出しておく。

⑤④と同じフライパンに②と塩を入れて、中火でしんなりするまで加熱する。

⑥鍋にAのオリーブオイルをひいて加熱し、③のにんにくを加える。香りが立ってきたら、③のアンチョビ・白ワインを加えてひと煮立ちさせる。

⑦⑥にBの生クリームを加えて混ぜ合わせ、中火で約3分煮詰める。

⑧器に④⑦のソースを盛り付け⑤を乗せる。イタリアンパセリをちらして完成!

最初に皮目を中火で加熱することで鶏もも肉は外はカリカリ・中はふっくら、マッシュルームは中火で一気に加熱することで水分が抜けてしんなりとした食感に仕上がります。

鮮やかなピンク色のバーニャカウダソースをたっぷり乗せて口に入れると、鶏肉のジューシーな脂にアンチョビの旨味と、生クリームの濃厚な風味が絡み合う、ボリューミーな一皿です。

チャーミングな果実味が魅力の赤ワインと合わせたい

小粒の赤系果実を想わせるいきいきとしたアロマ、チャーミングな果実味やわらかな酸味を持つ軽快な赤ワインがピッタリです!

ワインを合わせるコツ

鶏もも肉・皮の香ばしさには、同様に木樽熟成由来の炒ったナッツなどのロースト香を感じるワインを合わせる。

バーニャカウダの風味には、同一の発祥地であるピエモンテ州で造られ、適度な果実味と酸味を併せ持つワインが好相性!

コルデロ・ディ・モンテツェモロ

イタリアのピエモンテ州で1340年から続く歴史ある生産者で、同州で何世紀にも渡り出版業界などで高評価を受けてきた貴族階級の一族でもあります。

90年代から生物の多様性維持のために自然に優しい農法を実践し、2013年からオーガニックへの転換をスタート、2017年ヴィンテージからすべてのアイテムが認証を取得しています。

ピエモンテ州産ドルチェットを100%使用した赤ワインがオススメです!

  • 生産者:コルデロ・ディ・モンテツェモロ
  • 銘柄:ドルチェット・ダルバ
  • 言語:Cordero Di Montezemolo Dolcetto D′alba
  • 輸入元:株式会社飯田
上部へスクロール