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ToggleMarinated tuna and semi dried tomato
国内で漁獲されるマグロの中で最も小型であり、漁獲量が少ないことから市場には滅多に出回ることのない腰長マグロを使用した、ロゼワインに合う一皿をご紹介いたします。
本レシピでは、会員制お魚販売サービスを提供されている株式会社一番星様の腰長マグロ(産地:山口県下関、漁場:日本海)を使用しています!
築地市場のマグロせり人による確かな目利きにより厳選された素材を、LINEやinstagramなどのSNSを活用し、商品案内や商品情報、食べ方などを発信されています。
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材料
赤身のマグロ(刺身用) 約350g
塩※ 少々(塩水で解凍する場合は不要です)
ミニトマト 12個
A塩 ひとつまみ(約1g)
ケッパー(塩漬け) 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
※分量:2~3人分
Ingredients
約350g of lean tuna
A little bit of salt※
12 cherry tomato
A)A pinch of salt
1/2 tbsp of caper
2 tbsp of olive oil
※For 2~3 people
作り方
①腰長マグロは、調理する8〜9時間前に流水で表面の汚れを洗い流し、5%の常温塩水に漬ける(夏場:10分、冬場:30分)。
②曲げるように力を入れて、芯だけが凍り表面は解けた状態になったら常温塩水から取り出し、マグルロールなどの吸水紙で水分をふき取る。表面を指で触ると、張り付くようになるまで数回繰り返す。
③吸水紙で全体を包み、調理開始まで冷蔵庫に入れておく。
④ミニトマトは、へたを取り除いて横半分に切る。切り口の水分をキッチンペーパーで拭き取り、断面を上にしてAの塩をまんべんなくふる。
⑤耐熱皿や天板に④を並べ、120℃のオーブンで約1時間乾燥させる。
⑥ケッパーは、塩抜きして半分に切る。
⑦③の腰長マグロを約1cm幅に切り、ジッパー付保存袋に入れる。⑤⑥・オリーブオイルをすべて加えて軽くもみ込み、密閉して冷蔵庫で約2~3時間おく。
⑧⑦を器に盛り付けて完成!
オイル漬けにすることでもっちりとした口当たりに仕上がった腰長マグロは、赤身由来の鉄分の風味は少なく、優しい甘味が口いっぱいに広がります。
じっくり乾燥することで旨味をギュッと凝縮させたミニトマト・ケッパーの甘酸っぱい風味と、腰長マグロの繊細な味わいとの美味しいコントラストをお楽しみください。
ベリーや赤い花を彷彿とするロゼワインと合わせたい
ラズベリーやフランボワーズのような赤いベリーと赤い花のアロマ、フレッシュな酸味が特徴的なチャーミングなロゼワインがピッタリ!
ワインを合わせるコツ
- 料理全体を構成するオイリーな味わいには、豊かでキレのある酸味を持つワインを合わせることで口中の油分を和らげ、マグロ本来の旨味を引き立たせる。
- セミドライトマトの甘酸っぱく凝縮のある味わいには、同方向のアセロラのような酸味を感じる果実のフルーティーさを持つワインを合わせる。
平川ワイナリー
12年間にわたり、フランスの名立たるワイナリーでブドウ栽培・ワイン醸造業務に携わると同時に、世界的な名声を持つ美食レストランにソムリエとしても従事した平川敦雄氏が帰国後、北海道余市の地に立ち上げたワイナリーです。
経験と感性を最大限に生かし、農業の現場からガストロノミーを追求した、本格的なワイン造りを目指しています。
今回はサンパ・ロゼを合わせましたが、より入手しやすいスゴン・ヴァン ロゼ テール・ド・ヨイチをご紹介いたします。
- 生産者:平川ワイナリー
- 銘柄:スゴン・ヴァン ロゼ テール・ド・ヨイチ