焼き栗のおにぎり出汁茶漬け


9月から11月に旬を迎えるを使用した、実りの秋ならではの主食の一皿をご紹介いたします。

固い殻を持つ栗も、ひと手間を加えることで剥きやすくなり、甘味と香りを一層引き立たせることができますよ。



材料

栗           約300g

キクラゲ        約50g

水          600ml(A:市販の出汁でも代用可能です)

昆布         6g

鰹節         9~10g

醤油          大さじ1.5

米           2合

味噌         小さじ2

みりん        小さじ1

オリーブオイル     大さじ1

イタリアンパセリ    適量

※分量:4人分

Ingredients

300g of Chestnut

50g of wood ear mushroom

A) 600ml of water

A) 6g of dried kelp

A) 9~10g of dried bonito flakes

1 tbsp red wine

1.5 tbsp soy sauce

300g of rice

B) 2 tsp miso

B) 1 tsp sweet rice wine

1 tbsp olive oil

Moderate amount of Italian parsley

※For 4 people

作り方

①鍋にAの水・昆布を入れて、20~30分浸しておく。

②キクラゲは、千切りにする。

③栗は破裂防止のため、座(おしり部分)に包丁で切り目を入れる。

④グリルに水を入れ、網の上に③を並べる。数回裏返しながら、皮が黒く焦げるまで強火で12~13分焼く。

⑤④の粗熱をとり、殻と渋皮を剥く(割れても問題ありません)。

⑥①の鍋を中火でゆっくり加熱し、その後、沸騰させないように約10分かけて弱火でゆっくり加熱する。沸騰直前になったら昆布を取り出し、Aの鰹節を入れて沸騰させて弱火で3~4分加熱する。火を止めて、布巾やキッチンペーパーとざるなどでこす。

⑦⑥に醤油と②のキクラゲを加え、ひと煮立ちさせる。

⑧炊飯器や土鍋に、といだ米・⑤⑦の出汁400mlを注ぎ入れて炊き込む。

⑨⑧が炊き上がったらおにぎりを握り、混ぜ合わせたBを表面に薄く塗る。

⑩フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、⑨を加え中火で両面を焼く。焼き目が付いたら、フライパンから取り出す。

⑪⑩をお椀に盛り付け、⑦の出汁をかける。イタリアンパセリをちらして完成!

炊き上げる前にグリルすることで、栗はより甘味が強くなり、香りもぐんと引き立ちますよ!

出汁から立ち昇る鰹節の芳醇な香りと、栗の上品な甘い香りが鼻腔をくすぐる一皿です。

箸を割り入れると、出汁の旨味を吸ったぷりぷりのキクラゲと、ホクホクの栗がごろっと溢れ出します

青リンゴを想わせるやわらかな白ワインと合わせたい

柑橘類青リンゴのようなフルーティーな香りと、かすかに吟醸香を想わせるようなアロマが広がる、酸味のやわらかな白ワインがオススメです。

ワインを合わせるコツ

料理全体を構成する昆布・鰹節香る出汁の繊細な味わいと芳醇さ、栗の甘く上品な香りには、果実のアロマは控えめで、やわらかな酸味を持つワインが好相性!

栗のほっくりとした食感と甘味には、程よい粘性と果実味を備えるワインを合わせる。

高畠ワイナリー

たとえ100年かけても世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」となることをミッションとして掲げ、1990年に山形県高畠町に創設されたワイナリーです。

「ワイン造り」「モノ造り」を主軸としてきた「モノづくり」の製造会社から、ワインのある暮らしや経験(体験)を提供できる「コトづくり」のワイナリーへ躍進し、高畠町や地元の契約農家の方々に恩返しすべく、常に新しいことに挑戦されています。

こちらに合わせるのは、亀岡・高畠・屋代・和田の4地区のシャルドネを調合し、生み出される1本を!

  • 生産者:高畠ワイナリー
  • 銘柄:高畠クラシック シャルドネ



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