サワラと里芋の梅トマト煮

魚へんに春という名前のごとく、春が旬のサワラ

実は春が旬となるのは関西圏のみで、関東圏では最も脂がのる秋から冬の時期に旬を迎えます。

そんな旬のサワラと里芋を使用した、ロゼワインに合う一品をご紹介いたします。

材料

サワラ         2切れ(約170g)

塩           少々

有塩バター       約10g

にんにく        1片

さといも        1個(約150g)

トマト         1個(約150g)

梅干し         1粒

※分量:2人分

Ingredients

170g of spanish mackerel

A little bit of salt

10g of butter

A piece of garlic

150g of taro

150g of tomato

1 pickled plum

※For 2 people

作り方

①にんにくは、皮を剥いてすりおろす。

②ブラックオリーブ・梅干しは、種を取り除いて粗いみじん切りにする。

③トマトは、へたをくり抜いてさいの目切りにする。

④里芋は、両端を切り落として皮を剥き5mm幅の輪切りにする。

⑤サワラは、塩をふってペーパータオルなどで水分を拭き取る。

⑥フライパンにバターをひいて中火で加熱し、⑤を入れて火入れする。

⑦中火で⑥の表面に焼き色をつける。焼き色がついたら裏返し、①④を加えて同様に中火で加熱する。

⑧⑦の里芋に焼き色が付いたら②③を加え蓋をして、弱火で5~6分加熱する。

⑨器に盛り付けて完成!

梅干しとトマトをふんだんに使用した甘酸っぱく旨味たっぷりのソースが、程よく脂がのった旬のサワラと里芋に絡み合い、料理の質を格段にアップしてくれます!

上品な甘味を持つやわらかな肉質のサワラと、ねとっとした里芋の食感が美味しいアクセントになった一皿です。

株式会社一番星様のサワラ編

会員制お魚販売サービスを提供されている株式会社一番星様サワラを使用してみました!

里芋の代わりにじゃがいも・オレガノを加え、より軽やかなテイストに仕上げました。

肉厚でジューシーなサワラに、ホクホクとしたじゃがいもの甘味とオレガノの爽やかな香りが合わさり、旨味たっぷりながらあっさりとした口当たりの一品です。

酵母の旨味を感じる濁り系ロゼワインと合わせたい

アセロラやラズベリーのようなフレッシュな果実のアロマに、ほのかな塩味酵母の旨味を伴う多少の濁りを持つ赤ワインがピッタリ!

ワインを合わせるコツ

  • サワラのヨード香(磯のような香り)には、ミネラル由来の塩味を感じる硬質なワインを合わせる。
  • 甘酸っぱく旨味のあるソースには、フルーツを想わせるフレッシュな酸味と、無濾過・無清澄由来の酵母の旨味を感じる濁りを併せ持つワインが好相性!

ハインリッヒ

オーストリアのノイジードラーゼー北部の村ゴルスに居を構えるワイナリーで、当主ゲルノット氏の祖父より譲り受けた1haの畑から始まり、現在は100haにまで拡大しました。

こちらには、ブルゲンランド州ノイジードラーゼー産ブラウフレンキッシュを使用した、SO2添加極少量のピュアなロゼワインを!

  • 生産者:ハインリッヒ
  • 銘柄:ネイキッド ロゼ
  • 言語:Heinrich Naked Rose
  • 輸入元:ヘレンベルガー・ホーフ株式会社
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