豚肉とミョウガのパプリカソース

新鮮でみずみずしい国産パプリカが手に入ったら、ぜひお試しいただきたいレシピをご紹介いたします。

合わせるのは、パプリカが特産のポルトガル産赤ワイン

同じく特産の豚肉と、旬のミョウガを使用した爽やかな主菜です。



材料

赤パプリカ       1個(約150g)

オリーブオイル    大さじ1

白ワイン       大さじ2

塩          小さじ1/2

にんにく       1/2片

豚肩ロース肉      約300g

玉ねぎ         1/2個(約100g)

トマト         1/2個(約75g)

ミョウガ        3個(約60g)

イタリアンパセリ    適量

※分量:2~3人分

Ingredients

1 red bell pepper

A)1 tbsp olive oil

A)2 tbsp white wine

A)1/2 tsp salt

A)1/2 garlic

300g of pork loin 

1/2 onion

1/2 tomato

3 japanese ginger

Moderate amount of italian parsley       

※For 2~3 people

作り方

①パプリカは、縦半分に切ってヘタと種を取り除く。グリルの網に並べ、皮全体が黒く焦げるまで強火で約10分焼く。黒く焦げたら裏返し、同様に強火で約10分加熱する。

②ボウルに氷水をはり、①を入れて粗熱をとる。皮を剥き、ひと口大に切る。

③Aのにんにくは、すりおろす。フードプロセッサーに②・Aをすべて入れ、ペースト状にする。

④豚肩ロース肉は、ひと口大に切る。ジッパー付保存袋に入れ、③をすべて加えて、均一に浸透するようもみ込む。密閉して、冷蔵庫で約12時間おく(途中でひっくり返すと、まんべんなく浸透します)。

⑤玉ねぎは、粗いみじん切りにする。

⑥トマトは、角切りにする。

⑦ミョウガは、縦に4等分する。

⑧フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、⑤の玉ねぎを入れてしんなりするまで中火で炒める。

⑨⑧に④を加え、中火で表面に焼き色がつくまで加熱する。

⑩⑥⑦を加え、さっとかき混ぜる。器に盛り付け、イタリアンパセリをちらして完成!

トマトの酸味と豚肩ロース肉の脂が加わったコク深く甘酸っぱいソースに、ミョウガの爽やかさがプラスされたシンプルながら奥深い味わいの一皿です。

豚肩ロース肉はパプリカペーストで一晩マリネすることで味がなじみ、しっとりジューシーに仕上がります。

ミョウガのシャキシャキ食感と、トマトのみずみずしさが食欲をそそります。

美しい酸味と丸みのあるタンニンを持つ赤ワインと合わせたい

ダークチェリーカシスなどの熟した黒系果実のアロマと木樽由来のバニラの香り、丸みを帯びたタンニン(渋味)に加え、美しい酸味があるため飲み疲れしない赤ワインが最適です。

ワインを合わせるコツ

  • パプリカとトマトの甘酸っぱいソースには、豊かな果実味に加え美しくエレガントな酸味を持つワインを合わせることで双方に調和が生まれる。
  • ソースに溶け込み程よく残った豚肩ロース肉の脂と香ばしさには、なめらかで丸みを帯びたタンニンが口中の脂を軽やかに、樽香が料理に立体感を出す

キンタ・ドス・ロケス

ポルトガルのダン地方中心部ネラスの北東に位置し、エストレラ山脈の南斜面に40haの畑を所有。

前当主の故マニエル・ロペス・ド・オリビエラ氏は、伝統的なワイン造りの継承とともに高級品種への植え替え、キンタワイン(生産者元詰め)の製造、フレンチオークの使用等を実施した人物です。

  • 生産者:キンタ・ドス・ロケス
  • 銘柄:ダン レッド
  • 言語:Quinta dos Roques Dao Red
  • 輸入元:木下インターナショナル株式会社


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