豚肉と新ゴボウのイチゴ煮

かつては日本でしか食されなかったものの、今やヨーロッパでも注目を浴びるほどの食材となったゴボウ。

今回は、そんな香り高い新ゴボウを使用した赤ワインに合う料理をご紹介いたします。

材料

豚肩ロース肉      約450g

玉ねぎ         1/2個(約100g)

セロリ(茎)      1/2個(約30g)

イチゴ         5個(約100g)

ゴボウ         1/3個(約130g)

オリーブオイル     大さじ1/2

ローリエ       1枚

ローズマリー     2枝

赤ワイン       300ml

はちみつ       小さじ1

醤油         大さじ1.5

※分量:2人分

Ingredients

450g of pork loin

100g of onion

30g of celery

100g of strawberry

130g of burdock

1 tbsp olive oil

A)1 bay leaf

A)2 rosemary

A)300ml of red wine

B)1 tsp honey

B)1.5 tbsp soy sauce

※For 2 people

作り方

①ジップロックやポリ袋などの保存袋に豚肩ロース肉とAをすべて入れ、冷蔵庫で約3~4時間おく。

②玉ねぎ・セロリは、みじん切りにする。

③ゴボウは、表面を洗い包丁の背をあてながら皮をこそげとる。約5cm幅に切り、縦に4等分に切る。

④イチゴは、へたを取り除き縦半分に切る。仕上げ用に、1個分の1/2を薄切りにする。

⑤①は焼き始める30分〜1時間前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく。鍋にオリーブオイルをひいて加熱し、肉を入れて焼き色をつける(マリネ液は煮込む工程で使用します)。一旦、鍋から取り出しておく。

⑥同じ鍋で②をしんなりするまで炒める。

⑦⑥に④の仕上げ用以外のイチゴと⑤のマリネ液をすべて加え、ひと煮立ちさせる。

⑧⑦に⑤とゴボウ・Bをすべて加え、蓋をして弱火で約40分煮込む。全体に煮汁が漬かるように途中で肉を転がす(圧力鍋の場合:圧力がかかったら、弱火で約20分加圧してください)。

⑨肉が冷めたら鍋から取り出し、食べやすい大きさに切り器に盛りつけるたこ糸を使用する場合は外してください)。

⑩⑧の煮汁を半分程度まで煮詰め、⑨にソースをそえて完成!

豚肩ロースをイチゴ・赤ワインでコトコト煮込むことで肉質はやわらかく濃厚な脂と旨味がソースに溶け込む、至福の一皿に。

食感を残しながらもホクホクの新ゴボウ、咀嚼するたびに旨味が溢れ出す豚肩ロース肉に、イチゴの果汁たっぷりの甘酸っぱいソースが絡み合う、赤ワイン好きにオススメの煮込み料理です。

フレッシュなイチゴの香りを持つエレガントな赤ワインと合わせたい

イチゴラズベリーなどの赤い小粒の果実そのままのフレッシュなアロマに、落ち葉のような香りを持つ上品な赤ワインがオススメです。

ワインを合わせるコツ

  • 豚肩ロース肉の濃厚な脂には、口中をすっきりさせる効果があるタンニン(渋味)を程よく持つワインを選ぶ。
  • ソースの香りと甘酸っぱい風味には、イチゴのフレッシュなアロマ・豊富な果実味キレのある酸味を兼ね備えるものを。
  • 肉・醤油の旨味には、黒ブドウ由来の凝縮した果実味を持つワインがピッタリ!
  • 新ゴボウの芳醇な香りと風味には、同様に土や落ち葉の特有のアロマを持つワインを合わせる。

フェヴレ

1825年から続く、言わずと知れたブルゴーニュの名門ワイナリーです。

ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置き、全生産量の8割を占めるほどの広大な自社畑から生み出されるワインは、世界中のワイン愛好家から支持を受けています。

こちらには、真っ赤なイチゴを連想するフレッシュなアロマやのような香りを持つブルゴーニュ地方産ピノ・ノワールがピッタリです。

  • 生産者:フェヴレ
  • 銘柄:ブルゴーニュ ピノ・ノワール
  • 言語:Joseph Faiveley Bourgogne Pinot Noir
  • 輸入元:株式会社ラック・コーポレーション
上部へスクロール