ラッカセイと豚肩肉のガランティーヌ風


ラッカセイ(落花生)は名前のごとく、花が落ちて地中で実を付ける豆の一種です。

8月~11月が旬のラッカセイを使用した、赤ワインに合う豚肉料理をご紹介いたします。

材料

ラッカセイ       約60g(可食部:約40g)

塩           適量(茹でる水に対して約3%)

オリーブオイル    小さじ1

はちみつ       小さじ1

タイム        小さじ1/3

豚肩ロース肉      約400g

塩           ふたつまみ(約2g)

ヒラタケ        1/2株(約40g)

オリーブオイル     小さじ2

チンゲンサイ      1束(約100g)

塩           ひとつまみ(約1g)

赤ワイン       大さじ1

醤油         大さじ1

※分量:2人分

Ingredients

60g of peanut(edible portion 40g)

Moderate amount of salt

(A)1 tsp olive oil

(A)1 tsp honey

(A)1/3 tsp thyme

400g of pork loin

2g of salt

1/2 oyster mushroom

2 tsp olive oil

100g of bok choy

A pinch of salt

(B)1 tbsp red wine

(B)1 tbsp soy sauce

※For 2 people

作り方

①鍋に分量外の水・塩を入れて沸騰させ、ラッカセイを殻付きのまま加えて25~30分茹でる。

②すり鉢に①とAをすべて加えて、ラッカセイが細かくなるまですりこ木で潰しながら混ぜ合わせる。

③ヒラタケは、根元の石づきを切り落とす。1本ずつに割き、大きなものは半分に割く。

④フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、③を加えてしんなりするまで炒める。

⑤豚肩ロース肉は、脂身を取り除いて観音開き(中央から左右に切り込みを入れ、均等な厚さに切り開く)にする。厚い部分は数か所に切り込みを入れて開く。肉たたき・めん棒などで全体の厚みを均等にする。

⑥ラップを広げて⑤を置き、表面に塩をふる。②を中央に乗せる。

⑦⑥の上に④を乗せて、具材を包むように巻く。

⑧⑦の中央と両端の3か所を爪楊枝で止めて、オーブンに移す。

⑨⑧を180度のオーブンで約20分焼く。オーブンから取り出し、粗熱をとる(肉汁は後の工程で使用します)。

⑩チンゲンサイは、根元に包丁を入れて4等分し、流水で洗う。

⑪鍋に分量外の水を入れて沸騰させ、⑩と塩を加えて約1分茹でる。

⑫フライパンにBと⑨の肉汁をすべて入れ、ひと煮たちさせる。

⑬⑨を約1.5cm幅に切って器に盛り付け、⑫のソースをかけて完成!

もっちり香ばしい豚肉の中に、ほの甘いホクホクのラッカセイをたっぷり詰め込んだ一皿です。

やわらかな酸味が特徴の赤ワイン醤油ソースとご一緒にお召し上がりくださいね。

ヒラタケの肉厚でプリプリとした食感と、ラッカセイのコリッとした歯ごたえが味わいのアクセントに。

心地よい苦味を持つチンゲンサイは、タンニン(渋味)を含む赤ワインとはもちろん、優しい甘味を持つラッカセイとも好相性ですよ!

高い酸味と豊かな果実味を備える赤ワインと合わせたい

赤いベリーの香りに冷涼地らしい高い酸味ふくよかな果実味を備えた、骨格のある赤ワインがオススメです。

ワインを合わせるコツ

  • 料理全体を構成する芳醇なロースト香には、同方向の木樽由来のバニラや炒ったナッツなどの香りを持つワインを合わせることで料理の風味が引き立つ
  • ラッカセイの甘くほっくりとした味わいには、豊かな果実味と粘性を併せ持つワインを選ぶ。

ポール・クルーバー

南アフリカのエルギン地区に居を構える造り手で、この地を銘醸地へと押し上げた立役者です。

国内で最も冷涼とされるエルギン地区で、世界に誇る高品質な南アフリカワインを生み出しています。

エルギン地区の冷涼な環境を反映したピノ・ノワールはいかがでしょうか!

  • 生産者:ポール・クルーバー
  • 銘柄:エステート ピノ・ノワール
  • 言語:Paul Cluver Estate Pinot Noir
  • 輸入元:株式会社マスダ

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