ラム肉とソーセージのカスレ風

南フランス・ラングドック地方の郷土料理であるカスレ

白いんげん豆と肉を土鍋で長時間煮込む料理(仕上げにオーブンで焼き上げるレシピもあります)ですが、今回はご家庭にある一般的な鍋のみを用いたオーブン不使用のお手軽なカスレ風の一皿をご紹介します!

材料

ラム肩ロース肉     約600g

塩           ふたつまみ(約2g)

胡椒          適量

オリーブオイル     大さじ1

にんにく        1片

玉ねぎ         1/2個(約100g)

トマトペースト     大さじ1

白ワイン        大さじ2

白いんげん豆      約250g

水           100ml

ローリエ       1枚

タイム        1枚

ローズマリー     1枝

生ソーセージ      約250g

スナップエンドウ    約30g

※分量:3~4人分

Ingredients

600g of lamb loin

2g of salt

Moderate amount of pepper

1 tbsp olive oil

A piece of garlic

1/2 onion

1 tbsp tomato paste

2 tbsp white wine

250g of white kidney bean

100ml of water

A)1 bay leaf

A)1 thyme

A)1 rosemary

250g of fresh sausage

30g of snap pea

※For 2~3 people

作り方

①にんにくは、皮を剥いて縦半分に切る。包丁の腹を使って軽く潰す。

②玉ねぎは、皮を剥いてみじん切りにする。

③ラム肩ロース肉は、ひと口大に切る。塩をふり、全体になじませるようにもみ込む。

④鍋にオリーブオイルをひいて加熱し①を入れる。胡椒をふり、中火で表面に焼き色をつける。焼き色がついたら裏返し、同様に中火で加熱する。一旦、フライパンから取り出しておく。

⑤④と同じ鍋にソーセージを入れ、焦げないように転がしながら焼き色がつくまで加熱する。一旦、フライパンから取り出しておく。

⑥⑤と同じ鍋に①を入れ、弱火で加熱する。香りが立ってきたら②を加え、しんなりするまで中火で炒める。

⑦⑥にトマトペースト・白ワインを加え、全体になじませるように混ぜ合わせる。

⑧⑦に④・白いんげん豆を汁ごと加えて、さっと混ぜ合わせる。そこに水・Aをすべて加え、蓋をして弱火で約45分煮込む。

⑨スナップエンドウは、へたを折り先端まで引っ張るようにして筋を取り除く。もう片側も同様にして筋を取り除く。

⑩⑧に⑤のソーセージと⑨を加え、さらに弱火で約15分加熱する。

⑪⑩を器に盛り付けて完成!

ラム肩ロース肉は約1時間煮込むことでホロホロとした口当たりに、ソーセージは最後に加えることで肉汁を保った状態のまま、プリッとした食感を残します。

ちなみに、今回はハーブ入りのソーセージを使用しましたが、ナイフを入れると旨味たっぷりの肉汁とともに爽やかな香りが溢れ出し、白いんげん豆のほの甘いソースに清々しさを与えます。

プレーンレモン風味など、ぜひお好みのソーセージをご使用くださいね!

果実味豊富で上品な味わいの赤ワインと合わせたい

チェリーの凝縮した甘やかなアロマに、かすかにブランデースパイスの香りが加わる、濃厚ながら上品な味わいの赤ワインがオススメです。

ワインを合わせるコツ

  • トマトと白いんげん豆ベースのとろみのある甘酸っぱいスープには、同様に豊富な果実味・酸味を感じる粘性の高いワインを合わせることで、お互いの要素を引き立て合う
  • ラム肩ロース肉の野性的な風味とハーブ香には、スパイス・爽やかなアロマを余韻に感じるワインを選ぶ。

ドメーヌ・デュ・グラン・クレス

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの醸造と栽培に携わっていたエルヴェ・ルフェレール氏が、1989年に南フランスに設立したドメーヌです。

「南フランスのテロワールの特徴が現われる土地であること」、「力強さだけでなく、エレガントでフェミニンなワインを産み出すことができる土地であること」という条件のもと、探し出されたこの地でDRC仕込みの秀逸なワインを生み出します。

シラー、グルナッシュをブレンドした果実の凝縮感が魅力の1本がオススメです。

  • 生産者:ドメーヌ・デュ・グラン・クレス
  • 銘柄:コルビエール クラシック(クレッシェンド) ルージュ
  • 言語:Domaine du Grand Cres Corbières Crescendo Rouge
  • 輸入元:株式会社ヴァンパッシオン


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