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ToggleBraised beef rump with marsala and red wine
醸造工程中に高アルコールの蒸留酒を加えることでアルコール度数を高めた、酒精強化ワイン(フォーティファイドワイン)。
そのまま飲んで楽しむだけでなく、料理に使用することでも美味しくいただけます。
今回は、イタリア産のマルサラワインを使用した、イタリアワインに合うペアリング料理をご紹介いたします。
材料
牛ランプ肉 約350g
塩 ひとつまみ(約1g)
オリーブオイル 大さじ1
Aバター 15g
A玉ねぎ 1個(約200g)
Aセロリ(茎) 1/3個(約20g)
Aマッシュルーム 約10個
Bゴボウ 1/3個(約130g)
Bマルサラ酒(辛口) 150ml(ポートワインでも代用可能です)
B赤ワイン 150ml
Bローリエ 1~2枚
Bバター 15g
B塩 少々
Cフェットチーネ 約100g
Cバター 5g
Cパセリ 約20g
胡椒 少々
※分量:2~3人分
Ingredients
350g of beef rump
A pinch of salt
1 tbsp olive oil
(A)15g of butter
(A)200g of onion
(A)20g of celery
(A)10 mushroom
(B)130g of burdock
(B)150ml of marsala
(B)150ml of red wine
(B)1~2 Bayleaf
(B)15g of butter
(B)A little bit of salt
(C)100g of fettucine
(C)5g of butter
(C)20g of parsley
A little bit of pepper
※For 2 people
作り方
①Aの玉ねぎ・セロリは、粗いみじん切りにする。
②Aのマッシュルームは汚れを取り除き、軸の先を少し切り落とす。すべて縦半分に切る。
③Bのゴボウは、表面を洗い包丁の背をあてながら皮をこそげとる。斜めに包丁を入れて厚めに切る。
④牛ランプ肉は、焼き始める30分〜1時間前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく。フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、食べやすい大きさに切った牛ランプ肉を入れて火入れする。
⑤塩をふり、中火で表面に焼き色をつける。焼き色がついたら、裏返して同様に焼き色がつくまで中火で加熱する。一旦、フライパンから取り出す。
⑥同じフライパンにAのバターを入れて加熱し、①の玉ねぎ・セロリを加え火入れする。焼き色がついたら②のマッシュルームを加えて、しんなりするまで加熱する。火が通ったら、鍋に移しておく。
⑦同じフライパンにBのマルサラ酒・赤ワイン・ローリエ・バター・塩を加え、中火でひと煮立ちさせる。
⑧⑥が入った鍋に③のゴボウ・⑤の牛ランプ肉・⑦を加え、蓋をして弱火で約30分煮込む(焦がさないよう必要に応じて水を加えてください)。
⑨Cのパセリは、葉の部分をみじん切りにする(仕上げ用に少量残しておいてください)。
⑩鍋に分量外の水を入れて沸騰させ、Cのフェットチーネを加えて茹でる(使用するフェットチーネに記載されている茹で時間を参考にしてください)。
Directions
①Chop the onion and celery(A).
②Clean the mushrooms(A), trim the tips of the stems slightly, and cut them all in half lengthwise.
③Wash the burdock root(B), then use the back of a knife to scrape off the skin. Cut it diagonally into thick slices.
④Remove the beef rump from the refrigerator 30 minutes to 1 hour before starting to cook, and let it come to room temperature. Heat olive oil in a frying pan, then add the beef rump cut into bite-sized pieces and cook.
⑤Sprinkle with salt and cook over medium heat until browned on the surface. Once browned, flip it over and cook on medium heat until the other side is browned. Then, transfer it from the frying pan.
⑥In the same frying pan, add the butter(A) and heat it up. Add the onions and celery(①)and cook until browned. Once browned, add the mushrooms(②) and cook until until it softens. Once cooked, transfer to a pot.
⑦In the same frying pan, add the Marsala wine, red wine, bay leaf, butter, and salt(B). Bring to a boil over medium heat.
⑧In a pot with ingredient(⑥), add burdock root(③), grilled beef rump(⑤), and ⑦. Cover the pot and simmer on low heat for around 30 minutes (add water as needed to prevent burning).
⑨Mince the leaves parsley(C) (reserve a small amount for garnish).
⑩Add water(excluding ingredients) to a pot and bring it to a boil, then add the fettuccine(C) and cook it.
⑪Add the parsley(⑨), fettuccine (⑩), and butter(C) to a bowl and mix well.
⑫Arrange the mixture(⑧) and ⑪ on a plate, then sprinkle the remaining parsley(⑨) and pepper on top to finish!
しっかり煮込むことで、歯ごたえのある牛ランプ肉はホロホロとやわらかく、ゴボウはホクホク、マッシュルームは噛むほどにじゅわっと旨味が広がる至福の一皿に。
マルサラ酒と赤ワインの2種類をブレンドすることで、レストランでいただくような濃厚かつ芳醇な味わいを、ご自宅で簡単に再現できます。
バターの香りが食欲をそそるフェットチーネに、ソースをたっぷり絡めてお召し上がりくださいね。
力強くも繊細な味わいの赤ワインと合わせたい
ベリーやチェリーの赤色果実のアロマ、なめし革、甘やかなスパイスの魅力的な香りに、豊富な果実味・酸味となめらかなタンニンが調和する赤ワインがピッタリ!
ワインを合わせるコツ
- マルサラ酒と赤ワインのソースには、果実味・酸味・旨味の要素が強いワインを選ぶ。
- 牛ランプ肉のほどよい鉄分には、緻密なタンニン(渋味)があるものを。
- マッシュルームとゴボウの香りには、樹皮・なめし皮のような熟成香を持つものが好相性!
MGMモンド・デル・ヴィーノ
1991年にイタリア・イギリス・ドイツの3人の醸造家らにより、1991年に設立されたワイナリーです。
イタリアのピエモンテ州に拠点を構え、ブドウ品種の特性を活かしたワインを生み出しています。
今回は、イタリアワインの王様と称される、2015年のバローロを合わせました。
ネッビオーロらしいフランボワーズやバラの上品なアロマに、少し熟成を感じさせる樹皮、なめし革の芳醇な香りが広がる、洗練された1本です。
リヴァ・レオーネ・バローロ 2015【イタリア】【ピエモンテ】【バローロ】【DOCG】【赤ワイン】【750ml】Riva Leone Barolo 価格:2,948円 |
- 生産者:MGMモンド・デル・ヴィーノ
- 銘柄:リヴァ・レオーネ・バローロ
- 言語:MGM Mondo Del Vino Riva Leone Barolo
- 輸入元:株式会社オーバーシーズ